上伊那地域の人材育成
産学官連携支援体制
産業をささえる研究機関・支援機関があります。
また、産学官連携による新産業の創出などを積極的にサポートします。
信州大学は南箕輪村に農学部を有し、民間企業との共同研究などにより機能性食品等商品開発に協力しています。このほか圏域外の松本市に人文学部、経済学部、理学部、医学部を、長野市に教育学部、工学部、上田市に繊維学部を有しており、工学部と繊維学部では圏域内の機械、精密、電機、電子等の分野の民間企業との共同研究や、国のプロジェクトを共同で実施して企業の研究開発向上支援に取り組んでいます。また、医学部では医のニーズと産業界の技術力とを連携する医工連携に取り組み、地域産業の新分野進出を支援しています。
機械工業の生産現場に必要な汎用機械、NC工作機械等による加工技術と、機械製品の設計・加工に必要なCADによる設計技術を学ぶ「機械システム学科」と、電気技術、制御技術、エネルギー技術を基礎として、ロボット等で使われるモータの効率的な利用技術、工場の自動化技術及び省エネ化技術を学ぶ「電気システム学科」を設置しています。2年制で、定員は各科1学年20人です。
人材育成とともに、臨床現場の看護職者や地域との交流、産学官連携を行っています。
製造業に対する公設試験研究機関として、依頼試験、機器貸付、技術相談、人材育成等を行っています。県下4ヵ所に技術分野別に材料技術部門(長野市)、食品技術部門(長野市)、環境・情報技術部門(松本市)、精密・電子技術部門(岡谷市)の4部門が設置され、各分野に特化した試験研究設備が整備されています。他、技術連携部門・総務部門もあります。機器を利用した依頼試験や機器貸付のほか、職員による技術相談や共同研究、受託研究、人材育成等により、企業の先端的技術開発、製品評価、品質対策等の要求に応えています。
技術革新による地域産業の高度化と産業創出を促進するとともに、県内企業の経営革新及び経営基盤の強化等を支援し県内産業の発展と地域経済の活性化に取り組んでいます。
地域の企業に対する研修やセミナーを実施するとともに、「世界一を目指し行動する上伊那地域企業の会」等の事務局として活動を行っています。
AREC(浅間リサーチエクステンションセンター)伊那分室
中小企業の人材不足の一因となっている中小企業の情報不足を埋めるための啓発活動を実施しています。
各地域事業者に対する各種支援、情報提供をはじめ、経営指導員による相談業務等を実施しています。
受託研究や学内に企業との共同研究スペースを有するなど産学連携を推進しています。
自主獨立の建学の精神のもと地域に有為な人材を輩出すべく誕生した短期大学です。言語コミュニケーション学科、幼児教育学科を設置しています。